KHPCのページ
KHPCとは?
- KHPCは persistent-C の実装のひとつ。
- 基本方針としては、手抜き。
- persistent-Cがどんなものなのかある程度実感できればよく、処理系としての優秀さは追求しない。
- さまざまな仕様を試すためにも、厳密さにこだわって試行錯誤を遅らせるのは得策ではない。
ver.0.00
- 最初のバージョン。
- ソース・トランスレータ部と、ランタイムライブラリ部に分かれる。
- とにかくできるだけ手抜きをする。次のバージョンでまともにすればいい。手抜きは美徳である。
- とりあえず保存するファイルのファイル名も固定にしてしまおう(本来の仕様には反しているけど)。
- ソーストランスレータ部:
- 極端なことを言えば、ソースからpersistentの語を消せば、ソースのトランスレートはほぼ終了である(笑)。
- あとは下記のpersistent_init()に必要な情報を生成する。
- 今回は手抜きのため、行頭の「persistent」にしか反応しないし、関数内のstatic変数のpersistentには対応しない(エラーになるか、誤作動する)。
- ランタイムライブラリ部:
- persistent_load()およびpersistent_save()はまず最初にpersistent_init()を呼び出す。
- persistent_init()はランタイム部が既に初期化済みなら何もせずにreturnする。
- 初期化に当たっては、ソーストランスレータ部が生成した永続変数情報を内部テーブルに展開する。
- とりあえず面倒なので、256個程度が登録できればよい。
- save動作:
- まずイメージファイルを全部読みこんでしまう。適当に上限64MBとかでいいと思う。
- ファイルが存在しなければ、空っぽのイメージを構築する。
- 次に永続変数テーブルを参照して、該当する物があれば上書きする。なければ追加する。
- サイズが違ったら、旧サイズのものはイメージ上から削除する(上書き動作なので)。
- そしてイメージファイルを全部出力する。
- load動作:
- ファイルが存在しなければ何もしなくてよい。
- まずイメージファイルを全部読みこんでしまう。適当に上限64MBとかでいいと思う。
- ファイルの中身を参照して、対応する永続変数があればコピーする。なければそれは何もしない。
こめんと欄