プログラミング言語を作るべきときはいつか?
はじめに
- やみくもにプログラミング言語を作ってもきっとうまくいかないと思う。
- じゃあどうやって作ればいいのか。
- それを書いてみたい。
理想的ないきさつ
- まず既存のプログラミング言語を覚える。
- それが好きになってどんどん使う。
- 機能的に足りないところがあれば、自分でライブラリを作る。
- 自分のライブラリを使えば、もっと効率よく開発ができる。
- この流れは重要である。
- こうやって自分の使える道具をどんどん増やしていけば、人間の生産性はどんどん上がっていく。とてもすばらしい。
- これをやらずに、ただ自分の作りたいものばかり作っていても、自分の生産性は少ししか上がっていかない(単純に自分の熟練度があがるだけ)。
- でもあるとき限界に達する。プログラムがライブラリ呼び出しばかりになってしまい、もはや見通しが良くない。そこで言語を作ろうとなる。
- この流れで言語開発に向かうのなら、まず成功は間違いないと思う。ライブラリ呼び出しを隠して、普通に使える機能にすればいいだけだから。
- 専用の演算子や構文を作ってもいいだろうし、そもそもの文法から変えてしまってもいいかもしれない。
- とにかく何をやるための言語なのかはっきりしている。
じゃあ、Essenの場合はどうなのか?
- Essenは理想的な流れにはなっていない。最初に言語を作ろうと決めてかかっているので。
- でも、自分が満足できる程度の下位ルーチンを先に作ったので、これを活用できる言語は作りたいと思った。
こめんと欄
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